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Baicaiの欠片

なんちゃっ哲学はじめました

現代思想ガイドブック ボードリヤール 読了

ジャン・ボードリヤール (シリーズ 現代思想ガイドブック)

 『現代思想ガイドブック ジャン・ボードリヤール』を読み終わった。前半はワクワクして読んだ。後半は流されるように読んだ。これは別に書評とかではないので、読後感そのままに適当に書く。実は後付とか細かいところはまだ読んでいない。 

 

 これはガイドブックなので、ボードリヤール本書を読まなければ評価のつけようが無いのだが、これを読んだ時点でボードリヤールという人物は、手の届かない大人物に思えて、物凄く身近な人物にも思える。

 

 しかし、なんというのだろう。結局、まだ歴史になっていない人物だということ。感想はそれに尽きる気がする。突き詰めてしまえば、シミュレーションとハイパーリアルという発想で一世を風靡したオジサンだろう。そしてきっと作家さんだ。哲学者かといわれるとハテナが浮かぶ。まぁ、この時点でボードリヤールの著作をまったく読んでいない私には判断の及ばぬところではある。 

 

 本書は読みやすいようで読みにくく、読みにくいようで読みやすい不思議な感覚の本であった。ふんだんに注釈が付け加えてある所為もある。何に注意して読むかで評価が分かれそうな本だ。私がこれを読んでボードリヤールを読みたくなったかといわれると、正直それほどでもない。

 

 それにしても映画、映画である。どうも映画と言うものが現代思想には欠かせないようだ。私はそれほど映画を好まないので現代思想と相性が悪い。何を言わんとしているのかは分かる。でも、私の頭の中は二次元の穴から起き上がろうとはしない。そのあたりも後半を読み流した理由の一つだろう。

 

 そろそろ読後感も消えてきたのでおしまいにしよう。次は同シリーズのニーチェあたりを読んでみようかと思う。たぶんそのあたりの方が相性が良さそうだ。