國分功一郎を読んでみた - 暇と退屈の倫理学 (7)

第七章 暇と退屈の倫理学──決断することは人間の証しか? 本章では今まで得られた見解からハイデッガーの「退屈論」を再構成し、退屈の根源に迫ります。あるとき人間があけてしまった退屈という名のパンドラの箱には確かに希望が残っていたのだ。 本章もTV番組「哲子の部屋」で紹介された『ジル・ドゥルーズ』『フロイト』…