選挙は民主主義のお祭りだから - 若者のための選挙心得
明日は第24回参議院議員通常選挙の投票日ですね。皆さんだれに投票するか決められました? テレビからは、「選挙って何を知らいいのかわからない!」「誰に投票したらいいのかわからない!」「メンドクサイから行かない!」なんて若者の声が届けられております。
私もこの間「池上彰のこれくらいは知っておこう選挙」をお茶碗片手に「へーそうだったんだ」なんて思いながら見てました。こんな番組を見ていると逆に「選挙ってメンドクサイ!」「政治なんて分かんない!」なんて気分になってしまいます。
でもね、選挙なんてわからなくていいんです。ぶっちゃけて言います。選挙とは民主主義のお祭りです。「投票することの意味」とか、「清き一票が政治を変える」とか、「若者の意思を示さないといけない」とか、そんなのどうでもいいんです。
自然の恵みに感謝を伝えるためにバカ騒ぎするのが村のお祭りです。だから、選挙は民主主義が実践されていることに感謝を伝えるためにバカ騒ぎすればいいんです。そうやってバカ騒ぎしたことがあとから意味を生むものなんです。
ですから選挙は気の合う仲間を誘って、ちょっとオメカシして遊びに行けばいいんです。だれに投票すればよいのかわからない? 写真で選びましょう。一番イケメンな人か面白い顔の人に投票してください。好感の持てる顔というのも立派な政治の一要素です。
仲間内でトトカルチョをするのもオススメです。誰が当選するのか? どんな順位になるか? ”罰ゲーム”でも賭けて投票しましょう。そうすればあなたの一票はほんの少しだけあなたの勝ちを引き寄せる意味のある一票となります。
こんなことを書くと偉い人たちに怒られそうですが、選挙はお祭りなんですから多少の馬鹿は許されるはずです。ワイワイ仲間集めてテキトーに投票して帰りは誰かの家でテレビでも見ながらこっそり缶酎ハイでも飲んで騒げばいいんです。そうやってこそ民主主義の神様も喜ぶってもんです。
この度選挙の参加条件が18歳に引き下げられました。でも、このお祭りを深く考える必要はありません。政治なんてわからなくていいんです。選挙カーに乗ってる人達みたいにバカ騒ぎすればいいんです。意味なんて後からついてくるものですから。
だから、あなたも民主主義の神様に乾杯するために選挙というお祭りに参加してみませんか? ちなみに民主主義の神様はきっと平将門も真っ青な荒神様だと思います。パワーだけはあるので何かご利益はあるかもしれませんよ?
曲解かもしれませんが、このあたりの理屈は國分功一朗先生のパリのデモを考えるを読んでもらえれば分かっていただけると思います。名文ですので未読の方は是非!
蛇足:
「前の記事で”良い政治とは何か”を考えろって言ってなかったっけ?」
「あれは何と言いますか、”選挙は義務!”的なことを言う意識高い系へ向けたアンチテーゼといいますか…」
「怖い人が来ても知らないぞ…」
「スイマセンデシタ…」